自律神経失調の改善
自律神経失調症はストレスとの因果関係が強く、社会が複雑になって精神的に辛いストレスを受けるようになります。
特に複雑な人間関係も結びつきもこじれるとそれがストレスとなり自律神経の異常につながることもあります。
主な症状としては、めまい、耳鳴り、頭痛、立ちくらみ、吐き気、動悸、精神不安、月経不順や発汗異常、冷えなど様々な症状を引き起こします。
長期のストレスは胃潰瘍、十二指腸潰瘍、高血圧、狭心症、喘息にもつながるとされております。
不規則な生活やストレスなどは、体内の自律神経のバランスが乱れるためにおこる様々な身体の不調です。
また、病気としては、「仮面うつ」、「低血圧」、「神経症」なども間違えやすい病気です。
病院で検査をしても「異常なし」という場合が多く、多彩な苦しい症状から、不定愁訴と呼ばれたり、女性は特に更年期障害の方に併発するケースが多いです。
◆◆自律神経失調症の分類◆◆
抑うつ型自律神経失調症
ストレスが長期にわたり、慢性化して抑うつになってしまったもの
神経症型自律神経失調症
精神的に多くのものごとに影響されやすく、自律神経機能検査でも問題がなく、ストレスなどに影響されやすいもの
心身症型自律神経失調症
自律神経機能検査の異常があり、しかも、ストレスや性格で、その症状を悪化させやすいもの
本能型自律神経失調症
生まれつきの体質で、心理的要因ではなく、体質的に自律神経の変調しやすいもの
※この4つの中では心身症型自律神経失調症が最も多いとされています。
自律神経失調の漢方医学の考えは、身体の不調を改善することと、養生法を行うことで、ストレスを受けづらい、また、ストレスを受けても体調を崩さない身体づくりを目指します。
自律神経系の様々な種類の自覚症状なので多岐にわたります。
★多岐にわたる症状のため、いろいろ試してもスッキリしない症状です。これらの多くの症状は漢方薬と養生法で改善できるものが多いと思います。
●天候や精神的なストレスで、頭痛、頭重、頭が締め付けられる、めまい、立ちくらみ、のぼせ
●本やパソコンもあまりしないのに、疲れ目、涙目
●突然の耳鳴り、音の異常
●体調により、すごく口が渇く、味覚異常
●風邪でもないのにのどの異物感・イガイガ感・圧迫感
●ちょっとしたストレスで息苦しさ、酸欠感、息切れ、動悸、胸部圧迫感、息苦しい、酸欠感、過呼吸
●原因不明の冷え、食欲不振、吐き気、膨満感、便秘、下痢
●特に原因がないのに肩こり、手足のしびれ、腰の痛み重み
●突然の多汗、皮膚の乾燥感、ホットフラッシュ
●検査で異常がないのに頻尿、残尿感
●なんとなく、生理不順、性欲低下
●病気でもないのに不安感、イライラ、集中力低下、、不眠、記憶力低下
それが、細い鍼と温灸で得られます。
自律神経失調症の中医分類⇒
不眠症の改善症例
不眠の症例