脳出血後の半身不随の緩和症例
70代、男性
脳出血後に半身不随となり、右半身体を動かすのが困難となり、
いつもきつい状態で全身が強張り、震え、頑張り過ぎて痛みも出る。
3回の治療後、肩や首筋の凝りもだいぶ無くなり、筋肉の強張り、震えによるきつさが楽になる。その後はきつくなった時のみの治療に切り替える。
治療家のコメント
脳出血後に半身不随となれば、全身のアンバランスを生じ、
身体に多くの凝り(トリガーポイント)が出現したり、骨盤のズレも生じやすくなります。
また、経絡による反応も左右非対称の姿勢から多く生じます。
この方は、イライラも強く肩から腰まで硬く凝っていました。
症状としては、肩や首筋の凝りと痛みが中心の症状でしたが、
腰椎や脊椎のズレと凝りの解消により、手足の震えも軽くなり、
かなり、体調が良くなったとのことでした。
なかなか、完治が鍼灸でできるといえる病名ではありませんが、
非常に楽になったと喜んで頂けました。